社員一人ひとりがスキルを磨き、より快適で長く働ける。
名古屋電気というフィールドで活躍する社員がそれぞれのワークライフバランスを語ります。
刈谷支社営業部 主任
丸藤 槙悟
2012年入社
機能材料営業部 主任
川島 大輔
2015年入社
機能材料営業部
水谷 綾佑
2019年入社
刈谷支社営業部
德田 怜音
2023年入社
德田
とくに役立ったのは、入社時のOJT制度です。先輩や上司の方に同行し、さまざまな知識や経験を得ることができました。入社前は、何となくどんな仕事をするかはわかっていても、漠然とした不安がつきまとうもの。丁寧なサポートのおかげで、自信をもって客先や仕入先とやり取りができるようになりました。
水谷
最も役立った研修は、関連会社で実施されるメーカー研修です。この研修では、製造工程の見学に加えて、実際に製品を作る体験を通じてものづくりの難しさや製造の基礎を学ぶことができました。また、営業の視点だけでなく製造の視点にも立って営業活動を行えるようになり、各種調整がよりスムーズに進められるようになりました。
川島
私が担当する製品は、高度な専門知識が求められます。そこで役立っているのが、週1回のペースで実施される「製品勉強会」です。メーカーの担当者に同行してもらわなくても、仕様の打ち合わせができる。お客様の工場を見学しているときに、提案の糸口を見つけられる。商社の価値を発揮できるようになりました。
丸藤
制度の活用ではありませんが、営業力向上を目的とした社内横断型のプロジェクトに参加したことが印象に残っています。他部署の先輩や後輩と意見交換をし、ざっくばらんにコミュニケーションを交わすことで視点を広げることができました。実際の営業の仕事にも大きく活かされるのではと実感しています。
德田
2025年からスタートした家賃補助を活用しようと考えています。今は実家暮らしですが、母親から「部屋が手狭になってきた」とプレッシャーをかけられていて……(笑)。物価も高くなっていますので、毎月の補助はとてもありがたい制度だと思っています。
水谷
気兼ねなく有休を取得できる環境が整っています。とくに印象に残っているのは、7日間の慶弔休暇を取得し、オーストラリアに新婚旅行に出かけたこと。メンバーのサポートのおかげで、業務用の携帯は日本でお留守番。仕事のことを一切考えずに過ごせました。
川島
仕事が調整できたときに、「明日、休みたいな」を実現できるのが名古屋電気のいいところ。平日休みの友人と予定を合わせて、「世間は仕事、私は休日」という優越感を味わうこともできます。また制度ではありませんが、ゴルフやフットサルなどの部活もあり、部門を超えた交流を楽しむこともできています。
丸藤
ためになる制度はたくさんありますが、経営陣が率先して、社員の幸せや成長のための改革に取り組んでいるところが大きいと思っています。受発注システムの更新や、男性の育休制度の積極的な活用、企業全体のレベルアップを図る社内横断型のプロジェクトなどは、こうした姿勢から生まれたものです。
德田
やはり風通しがよく、上司・部下関係なく発言できるところです。自分の考えや意見を尊重していただけたときは、うれしい気持ちになりますし、さらなるモチベーションにもつながっていきます。また、面倒見のよい人が多く、手厚いサポートを受けられたため、不安なくキャリアのスタートを切ることができました。
水谷
チャレンジしたいことに対して声を上げれば、それを後押ししてくれる。そんな風土に大きな魅力を感じています。私自身、人事の仕事にも興味を持っていたのですが、その想いを上司にぶつけてみたところ、「スカウト型採用プロジェクト」のメンバーとして活動する機会を与えてもらうことができました。
川島
私が就職活動をしていたころは、ブラック企業というフレーズが出てきたタイミングでした。仕事内容や人間関係などは入社してみなければわからないもの。とはいえ、そのような不安はすぐに取り除かれることになります。社内の雰囲気がよく、若手・ベテラン関わらず仲がよい。親しみ易い風土は最大の魅力だと思います。
丸藤
仕事は必ずしも楽しいことばかりではありません。誰もが、つらく、難しい局面に直面することになります。しかし、名古屋電気では、そんなときに、必ず誰かが手を差し伸べてくれる環境があります。これまで仕事を続けてこられたのは、周囲の支えがあったからこそ。仕事は一人ではできないと痛感しています。
德田
先日、部署内のイベントと緊急の納品が重なってしまうことがありました。何百キロもの製品を一人で対応するには、厳しい状況。誰にも言い出せずにいたのですが、別件で忙しいはずの上司が「何かあったの?」と声をかけてくださり、夜遅くまで対応のサポートをしてくださったのです。こうした支えに感謝し、私自身も周囲の力になれる存在になりたいと考えるようになりました。
水谷
名古屋電気では、役職や年齢に関係なく、食事やゴルフなどプライベートでの交流が盛んです。何よりも魅力的なのは、仕事で「しんどいな」「うまくいかないな」とヘコんでいるときに、必ず誰かが声をかけてきてくれるところ。私自身、上司や先輩からの「メシ、行こうか?」の一言に勇気づけられてきた経験があります。責任は与えるけれど、絶対に放っておかないし、誰かが見ていてくれるんですよね。
川島
2024年度の新入社員教育を任されたことが印象に残っています。指導をしながら、関係性を築いていき、「会社が楽しい」と言ってくれたことは、私にとって何より嬉しいことでした。こうした風土や関係性は、私たちの先輩から脈々と受け継がれたものです。先輩たちが「仕事をしやすい環境」をつくってくれたように、私たちもその想いを受け継ぎ、しっかりと行動で示していきたいものですね。
丸藤
新規受注ができない。東京支店時代に経験した困難を乗り越えたエピソードです。当時の上司は「これまでのやり方を変えよう」と先頭に立って活動を進め、社内上層部への根回し、新たな仕入先とのパイプ役などを行い、「商社のあるべき姿」を実際に感じさせてくれました。新規受注を勝ち取る直前にもらった、「主役はお前だ。ゴールを決めてこい」という言葉は今でも忘れることができません。
德田
入社歴が浅く、まだ上司や先輩にサポートしていただくことも多く、完全に一人で対処することができない「もどかしさ」を感じています。直近の目標は、独り立ちすること。業務効率の見直しや交渉方法を勉強し、一人で業務を回せるようになりたいです。
水谷
売上の柱となる案件を受注することが目標です。私が担当する領域は、新規の拡販が難しい側面がありますが、自らのアクションによって必ず道は拓けるはずです。そのためには、お客様や仕入先、社内の上司から信頼され、安心して任される存在になることが大切だと考えています。
川島
今後、中間管理職という立場になっていくこともあり、個人の業務だけでなく部内全体の業務も把握できるようにしていきたいと考えています。目指すのは、部内全体を統率できる営業マン。現在の上司がそうであるように、自らの考動で信頼と尊敬を勝ち取っていきたいと思います。
丸藤
仕事には苦労がつきものですが、必ず「楽しい」と思えるタイミングがきます。後進にその機会を提供することも、私たちの重要なミッションです。これまでに先輩方から学んだことをしっかりと受け継ぎ、さらなる会社の発展に繋げられるようにしていきたいですね。